デジタル大辞泉 「アラメイン」の意味・読み・例文・類語 アラメイン(Alamein) エジプト北部、地中海に面する港町。アレクサンドリアの西約240キロメートルに位置する。第二次大戦中、英国軍がロンメル将軍率いるドイツ‐イタリア軍を破った激戦地として知られる。軍事博物館や戦没者の墓地、記念碑がある。エル‐アラメイン。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「アラメイン」の意味・わかりやすい解説 アラメインあらめいんAlamein エジプト北部、地中海沿岸、アレクサンドリアの西120キロメートルにある町。南にカッターラ低地があり、リビアとエジプトを結ぶ交通の要地である。近年は付近で油田が開発されている。1942年5月26日、イギリス軍は、リビアからカイロへと進攻していたロンメル将軍率いるドイツ・イタリア軍に、この地で攻撃を開始し、これを打ち破った。このアラメインの戦いは、第二次世界大戦における連合軍勝利への転換点となった戦いとして有名である。[藤井宏志] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例