アルジェ憲章(読み)アルジェけんしょう(その他表記)Algiers Charter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルジェ憲章」の意味・わかりやすい解説

アルジェ憲章
アルジェけんしょう
Algiers Charter

第2回国連貿易開発会議 UNCTAD (1968年2~3月ニューデリーで開催) にそなえ,開発途上 77ヵ国グループが 1967年 10月 10~25日アルジェリアの首都アルジェで閣僚会議を開き,採択した経済貿易憲章。 (1) すべての開発途上国に共通の特恵関税制度を認めること,(2) 開発途上国の工業製品,半製品1次産品などの輸出商品に対する関税障壁を撤廃すること,(3) 先進国国民総生産の最低1%を開発途上国援助に振向けること,などを第2回 UNCTADへの統一要求として掲げた。なおニューデリーでは (1) と (3) の決議が成立した。

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