日本大百科全書(ニッポニカ) 「アルダン川」の意味・わかりやすい解説 アルダン川あるだんがわАлдан/Aldan ロシア連邦、シベリア北東部を流れるレナ川最大の支流。流域の大部分がサハ共和国(旧ヤクート自治共和国)内にある。長さ2273キロメートル、流域面積73万平方キロメートル。スタノボイ山脈から北に向かって流れ出し、アルダン高原を下り、ヤクーツク市の下流160キロメートル地点でレナ川に合流する。流域は金、雲母、石炭の資源に恵まれ、ロシア有数の産金地域。10月末から5月まで氷結する。[小宮山武治][参照項目] | レナ川 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルダン川」の意味・わかりやすい解説 アルダン川アルダンがわreka Aldan ロシア東部,サハ共和国南部を流れる川。レナ川の右岸支流。全長 2273km。流域面積 72万 9000km2。スタノボイ山脈西部北麓に源を発し北東流したのち,アルダン高原の北縁に沿って東流し,さらにマヤ,アラフユン,アムガなどの支流を合せながら,北東,北,西と大きく弧を描くように流れてバタマイでレナ川に注ぐ。 10月末~5月は結氷。上流部のトモトより下流は航行可能。流域では砂金,雲母,石炭を産する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by