アルテフェルデ
あるてふぇるで
Jacob Van Artevelde
(1290ころ―1345)
ヘント(フランドル)の政治家、ビール醸造業者。フランドルに経済危機をもたらす親仏政策を敷いたフランドル伯を追放した後、その雄弁と良識をもって市民の指導者として君臨した。イギリス王エドワード3世と通商条約を締結(1339)し、その長子エドワード黒太子をフランドル伯に迎えようとしたが、彼自身の厳格な統制政策が、毛織物業者や職人の反抗を招き、その権力は失われて、のちに暗殺された。
[藤川 徹]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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アルテフェルデ
Artevelde, Philip van
[生]1340頃
[没]1382.11.27.
フランドルの政治家。ヘント市の政治家 J.アルテフェルデの息子で,百年戦争に巻込まれたフランドル諸都市の自治と独立のため,1382年フランドル諸都市の市民を率いてフランスの大軍とローズベーケで戦って敗れ,戦死した。
アルテフェルデ
Artevelde, Jacob van
[生]1290頃
[没]1345
フランドルの政治家。ヘント市の富裕な醸造業者で,百年戦争初期ヘントの政治的指導者となり,イングランドと同盟し,フランドル諸都市の市民を率いてフランス王およびフランドル伯に反抗し,都市の自治権を擁護した。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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アルテフェルデ
生年月日:1340年7月18日
フランドルの愛国者
1382年没
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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