20世紀西洋人名事典 「アルフレッドカピュ」の解説
アルフレッド カピュ
Alfred Capus
1858 - 1922
フランスの劇作家。
鉱山学校を卒業後、喜劇を書いていた。1900年の作品「金か命か」と翌年の「幸運」がブールヴァールの劇場で大当たりとなり、一躍有名になる。巧みな作劇術とパリ人好みの明るく気の利いた楽観的なテーマなどが大衆の人気を博し、第一次世界大戦前までの15年間は大衆喜劇の寵児となっていた。他に代表作として「二つの学校」(’02年)や「ピエジョワ氏」(’05年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報