20世紀西洋人名事典 の解説
アルベルト・フォン セント・ジェルジ
Albert von Szent-Györgyi
1893.9.16 - 1986.10.22
米国の生化学者。
元・セゲド大学教授。
ハンガリー出身。
ブダペスト大学で医博取得後プラハ、ベルリン等で学び1930年セゲド大学教授となる。’28年副腎皮質から還元性の強い物質を発見ヘキスロン酸と命名、’31年ビタミンCと同定、’37年C4ジカルボン酸説を発表しその功績で’39年ノーベル医学生理学賞受賞。次に筋収縮の研究で’42年筋収縮の分子過程がアクチンとAPTとの相互作用であると発見。’45年ブタペスト大学教授を経て、’47年米国に亡命、ウッズ・ホール臨海実験所で活動し癌研究にも貢献。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報