APT(読み)エーピーティー

デジタル大辞泉 「APT」の意味・読み・例文・類語

エー‐ピー‐ティー【APT】[Asia-Pacific Telecommunity]

Asia-Pacific Telecommunity》アジア太平洋電気通信共同体。アジア太平洋地域の電気通信技術の向上電気通信網整備目的とする。1979年設立。本部バンコク

エー‐ピー‐ティー【APT】[automatic picture transmission]

automatic picture transmission》自動送画装置。衛星などからアナログデータを自動的に送信する装置。無指向性アンテナで受信できるので受信機が安価ですむ。

エー‐ピー‐ティー【APT】[automatically programmed tools]

automatically programmed tools工作機械数値制御用に開発されたプログラミング言語アプト

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「APT」の意味・わかりやすい解説

APT
えーぴーてぃー

Advanced Passenger Train略称。イギリス国鉄(1994~1997年、分割・民営化された)がHSTに引き続いて開発した流線形高速列車。1981年12月から営業運転に入った。当初はガスタービン動力車によって試作試験が行われていたが、最終的には単相交流25キロボルトの電車編成として完成した。動力集中方式で、フランス国鉄のTGV(テージェーベー)が両端車を動力車としているのに対し、中央の1両ないし2両を動力車としている。動力車を挟んで付随車が6両ずつあり、連節車になっている。また強制車体傾斜機構を有する。最高速度は毎時260キロメートル、出力は6000キロワット。営業期間は短く1986年には廃車となり、現在は一部がヨーク市の国立鉄道博物館などに保存されている。

[西尾源太郎・佐藤芳彦]

『佐藤芳彦著『世界の高速鉄道』(1998・グランプリ出版)』

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「APT」の意味・わかりやすい解説

APT
エーピーティー
automatically programmed tools

NC工作機械の数値制御に用いる,図形処理用プログラム言語。製作する機械部品の形状に基づいて,工具経路や加工手順を自動的に決定することができる。 1958年にマサチューセッツ工科大学の T.D.ロス中心となって開発した。 APTの工具経路決定機能をより精密に改良したのが EXAPT (extended subset of APT) である。

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世界大百科事典(旧版)内のAPTの言及

【新幹線】より

…最高速度200km/h以上の高速運転を行う日本の幹線鉄道。その建設は1940年における東京~下関間新幹線増設工事(弾丸列車計画)に端を発する。当時の日本では狭軌(1067mm)による鉄道路線網がほぼ完成していたが,東海道・山陽本線の輸送力拡充,さらに大陸との連絡という壮大な目的の下に新たに標準軌(1435mm)による新線計画が進められることとなった。この計画は工期15年,東京~下関間9時間以内,将来の最高速度200km/h,道路とは立体交差というもので,現在の新幹線の考え方に近い。…

※「APT」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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