20世紀西洋人名事典 「アルベールグレーズ」の解説
アルベール グレーズ
Albert Gleizes
1881.12.8 - 1953.6.24
フランスの画家。
パリ生まれ。
1901年頃から印象派風の絵を書くが、’06年頃からはセザンヌの芸術にヒントを得てキュビスムに移行する。’11年にアンデパンダン展に作品を出し、’12年にはセクション・ドールのグループに大作「刈入れ」を出品し、形態と色彩の単純化を求めたキュビスムの代表的作家となる。’15〜17年にはアメリカに滞在し、帰国後に神秘主義的傾向と抽象的画風を結合した作品を作り出した。著書にメツァンジェと共著の「キュビスム」(’12年)などがある。また代表作品に「コンボジション」(’39年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報