アルマアタ宣言(読み)アルマアタせんげん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルマアタ宣言」の意味・わかりやすい解説

アルマアタ宣言
アルマアタせんげん

1991年 12月 21日,カザフスタンの首都アルマアタで,ソビエト連邦を構成していたバルト3国とグルジアを除く 11共和国の首脳による会議が開かれ,ソ連と連邦大統領機関の消滅を決議したもの。採択された宣言は「加盟国が国際法上の権利,領土の不可侵,民族自決の三原則を遵守する」というものである。ほかに核兵器の統一管理,独立国家共同体 CISの形成も盛り込まれた。このアルマアタ宣言により CISが発足し,ソ連は名実ともに消滅,12月 25日,ミハイル・S.ゴルバチョフ大統領はテレビ演説にて,ソ連の終焉と大統領辞任を表明した。

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世界大百科事典(旧版)内のアルマアタ宣言の言及

【医療】より

…プライマリー・ヘルス・ケアprimary health care(PHCと略す)といわれるのがこれである。たとえば世界保健機関は,1946年〈単に疾病または病弱の存在しないことではなく,完全な肉体的,精神的および社会的福祉の状態〉として,新たな健康の定義を設定し,それを権利として承認するところから事業を始めたが,いわゆる近代医療の普及によっては,思わしい成果が得られないばかりか,逆に国民経済への圧迫にすらなる場合が少なくないことに気づき,78年9月アルマ・アタ宣言において,この健康権を保障するため,中心にプライマリー・ヘルス・ケアをすえた方法論を提出した。それは,次のように定義されている。…

※「アルマアタ宣言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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