アンジオジェニン(その他表記)angiogenin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンジオジェニン」の意味・わかりやすい解説

アンジオジェニン
angiogenin

癌組織で血管形成を行なう蛋白質。 123個のアミノ酸で構成される分子量約1万 4000の蛋白質で,ハーバード大のバリーらによりヒト結腸癌細胞株から発見された。アンジオジェニンの働きを阻害することにより,癌組織への血液の供給を断つことができると考えられ,阻害剤研究が盛んに行なわれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む