現代外国人名録2016 「アンディガルシア」の解説
アンディ ガルシア
Andy Garcia
- 職業・肩書
- 俳優,映画プロデューサー
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1956年4月12日
- 出生地
- キューバ・ハバナ
- 本名
- Garcia Menendez,Andres Arturo
- 学歴
- フロリダ国際大学卒
- 経歴
- 父は弁護士で地主、母は英語教師、姉と兄が一人ずつという家庭に生まれる。キューバ革命で全財産を失い、1961年一家で米国に亡命。フロリダのマイアミ・ビーチで貧しい子供時代を送る。大学在学中に芝居の魅力に目覚め、卒業後は俳優を目指して’78年にロサンゼルスに移り、テレビシリーズの「ロス市警ヒル・ストリート・ブルース」でデビュー。何本かのテレビ出演ののち、’83年映画デビュー。’86年「800万の死にざま」の麻薬売人役で高い評価を得、’87年「アンタッチャブル」のGメン役で一躍有名に。以後順調にキャリアを重ね、幅広い役柄をこなす実力派として地位を固める。’90年「ゴッド・ファーザーPart3」でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。他の映画に「ブラック・レイン」(’89年)、「背徳の囁き」(’90年)、「愛と死の間で」(’91年)、「男が女を愛する時」(’94年)、「デンバーに死す時」(’95年)、「ロルカ、暗殺の丘」(’97年)、「絶体×絶命」(’98年)、「オーシャンズ11」(2001年)、「コンフィデンス」(2003年)、「オーシャンズ12」(2004年)、「スモーキン・エース」(2006年)、「オーシャンズ13」(2007年)、「ピンク・パンサー2」(2009年)など。また、1993年にはキューバの老音楽家のドキュメンタリー映画「Cachao,Like His Rhythm There Is No Other」、’96年には自らの故郷への想いを集大成した「ロスト・シティー」(2005年公開)を撮るなど、監督業も手がける。音楽プロデューサーとしては、1996年ベース奏者カチャーオを復活させた。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報