背徳(読み)ハイトク

デジタル大辞泉 「背徳」の意味・読み・例文・類語

はい‐とく【背徳/×悖徳】

道徳にそむくこと。「―行為」「―者」
[類語]不徳義不道徳不徳裏切り背信背任変心おためごかし内応内通気脈を通じる寝返り讒言讒訴誣告告げ口垂れ込み言い付けるとが過ち罪悪罪科罪過犯罪罪障罪業悪徳不仁不義不倫破倫あく悪行あくぎょう悪事違犯悪い悪辣奸悪邪悪奸佞陰険性悪悪性俗悪凶悪極悪悪逆巨悪諸悪暴悪卑劣陋劣ろうれつ狡猾こうかつよこしまさがない腹黒い腹汚い悪賢いずる賢い小賢しいずるいこすいこすっからいあくどいさかしいさかしら老獪

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精選版 日本国語大辞典 「背徳」の意味・読み・例文・類語

はい‐とく【背徳・悖徳】

  1. 〘 名詞 〙 道徳にそむくこと。人倫に反すること。敗徳
    1. [初出の実例]「背君親而厚交者、悖徳之流耳」(出典懐風藻(751)河島皇子伝)
    2. 「父母に封する事をむづかしく思ひて、たえだえにしてうとくするは〈略〉悖徳(ハイトク)と云べし」(出典:養生訓(1713)八)
    3. [その他の文献]〔孝経‐聖治章〕

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普及版 字通 「背徳」の読み・字形・画数・意味

【背徳】はいとく

恩徳にそむく。

字通「背」の項目を見る

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