現代外国人名録2016 「アントニーゴームリー」の解説
アントニー ゴームリー
Antony Gormley
- 職業・肩書
- 彫刻家
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1950年8月30日
- 出生地
- ロンドン
- 本名
- Gormley,Antony Mark David
- 学歴
- ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ(人類学)〔1971年〕卒,ゴールズスミス美術学校,スレード美術学校
- 勲章褒章
- OBE勲章, KBE勲章
- 受賞
- ターナー賞〔1994年〕,サウス・バンク賞(ビジュアル・アート部門)〔1999年〕,バンハード・ヘイリガー賞(彫刻部門)〔2007年〕,世界文化賞(彫刻部門,第25回)〔2013年〕
- 経歴
- ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで考古学、人類学などを学んだ後、インドとスリランカに3年間滞在し、仏教を学ぶ。1981年から多数個展を開く。また「20世紀のイギリス彫刻展」「自由’82展」「近代の絵画・彫刻の国際的概観展」「現代美術への視点―メタファーとシンボル展」「イギリスの現在展」など世界中のグループ展やベネチア・ビエンナーレ、ドクメンタ8にも出品、精力的に制作活動を続ける。’87年連作「フィールド」プロジェクトを開始。’92〜93年個展「アメリカン・フィールド」をメキシコ・米国・カナダで巡回。’96〜97年神奈川県立近代美術館他で回顧展「スティル・ムービング:ワークス 1975-1996」を開催。2003〜2004年中国及び日本で個展「アジアン・フィールド」を開催。2012〜2013年には、神奈川県立近代美術館葉山館で2体の人体像の屋外展示「TWO TIMES―ふたつの時間」を行う。彫刻の古典的主題「身体」に新たな解釈を吹き込み、自らの身体からかたどった彫刻で知られる。主な作品に「エッヂ」(1985年)、「MIND AND BODY」(’86年)、「天使の器Ⅱ」(’90年)、「INSTRUMENT」(’91年)、「アナザー・プレイス」(英国・リバプール近郊クロスビー・ビーチ,’97年)、「北の天使」(英国・ゲーツヘッド,’98年)など。2013年世界文化賞受賞を機に来日。ナイト爵位を叙せられる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報