20世紀西洋人名事典 の解説
アンドリュー・バートン パターソン
Andrew Barton Paterson
1864 - 1941
オーストラリアの詩人。
ニュー・サウス・ウェールズ州ナランブラ生まれ。
筆名バンジョー。
国民愛唱歌「ウォルチング・マチルダ」の作者で、出世作「スノウィー河から来た男」(1895年)は幼時の体験に基づいて描かれた作品で、他に「詩集」(1921年)、「奥地古謡」(’25年)、随筆と短編集「幸福な報告書」、長編「羊毛刈職人の子馬」(’36年)等の作品があり、奥地開拓民の生活を明るく歌う。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報