アンドリューホルバート(英語表記)Andrew Horvat

現代外国人名録2016 「アンドリューホルバート」の解説

アンドリュー ホルバート
Andrew Horvat

職業・肩書
ジャーナリスト 元アジア財団駐日代表

国籍
カナダ

生年月日
1946年

出生地
ハンガリー・ブダペスト

学歴
ブリティッシュ・コロンビア州立大学〔1968年〕卒,ブリティッシュ・コロンビア大学大学院近代アジア史・日本言語学専攻〔1970年〕修士課程修了

経歴
父はユダヤ系ハンガリー人で、1956年10歳の時にハンガリー動乱が起き、両親とともにカナダに亡命。’62年カナダ国籍を取得。’66年ブリティッシュ・コロンビア大学在学中に交換学生として慶応義塾大学留学。’71年再来日。「英文毎日」のコラムを皮切りに、AP通信東京支局員、「ロサンゼルス・タイムズ」東京特派員、「サザン・ニュース・オブ・カナダ」アジア支局長などを経て、’86年英紙「ザ・インディペンデント」東京特派員。’88〜89年日本外国特派員協会会長。’90年フリー。’94〜96年スタンフォード大学東アジア研究センター客員研究員。’97年ジョンズ・ホプキンズ大学全米外国語政策研究所主任研究員。また、「ユーロ・マネー」誌東京特派員も務める。’99年〜2005年アジアと米国との相互理解を目指すアジア財団駐日代表。2008〜2013年スタンフォード大学京都センター講師兼所長。著書に「それでも私は日本人になりたい」「袋小路のニッポン論」「背広とチョンマゲ」「開国ノススメ」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「アンドリューホルバート」の解説

アンドリュー ホルバート
Andrew Horvat


1946 -
カナダのジャーナリスト。
「サザン・ニュース・オブ・カナダ」アジア支局長。
ハンガリー出身。
日本在住のユダヤ系カナダ人で、10才の頃両親と共にカナダへ亡命、1962年帰化。大学在学中に慶応義塾大学に交換学生として留学、帰国後母校の大学院で近代アジア史、日本言語学を学び、’70年安部公房研究で修士号取得。’71年再来日、「英文毎日」のコラム担当者となる。フリー記者、「シュピーゲル」誌の極東特派委員を経て、’80年から「サザン・ニュース・オブ・カナダ」のアジア支局長。「袋小路のニッポン論」(’71年)等の著書の他、安部公房「夢の兵士」の翻訳等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android