20世紀西洋人名事典 「アンドリューワイエス」の解説
アンドリュー ワイエス
Andrew Wyeth
1917.11.12.(7.21.説あり) -
米国の画家。
ペンシルベニア州チャッズフォード生まれ。
幼い頃から著名なイラストレーターであった父ニューウェルに教えを受ける。1948年「クリスチーナの世界」で一躍注目される。郷里のカーナー家、メーン州クッシングのオルソン家の人々をテンペラと水彩で描いた連作は高く評価される。彼の作品はアメリカの広大な自然やその中の事物や人々を、水彩やテンペラによる細密描写の技法を駆使し、黄土色、褐色を基調とし、郷愁をそそる表現で描いて大衆的な人気を得た。次男ジェイムズも画家となる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報