20世紀西洋人名事典 「アンドリュー・B.ロー」の解説
アンドリュー・B. ロー
Andrew Bonar Law
1858 - 1923
英国の政治家。
英国首相。
カナダ・ニューブランズウィック生まれ。
グラスゴーで教育を受け、16歳で実業界に入り鉄鋼業で成功を収める。1900年保守党より下院に入り、’02年商務院政治次官となる。関税改革論を支持、’11年保守党下院院内総務就任。’15年アスキス連立内閣に植民相、’16年ロイド・ジョージの第二次連立内閣に蔵相として入閣。パリ講和会議にも全権の一人として出席するが、’21年病気を理由に辞任。しかし、’22年保守党内の反連立派の指導者として政界に復帰、保守党内閣を組織する。’23年病気悪化のため辞任、まもなく死亡。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報