20世紀西洋人名事典 「アンドレジード」の解説
アンドレ ジード
André Gide
1869.11.22 - 1951.2.19
フランスの小説家。
パリ生まれ。
1891年処女作「アンドレ・ワルテルの手記」で、後に夫人となる従姉マドレーヌとの恋愛などを題材にした作品を発表。その後マラルメのもとで象徴主義の影響を受けるが、自己に課した清教主義的な克己主義の為に、精神の平衡を乱し、1893年アフリカに行く。「NRF」誌の指導者として20世紀前半のフランス文壇に影響を与えた。代表作に「女の学校」(1929年)等がある。’47年ノーベル文学賞受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報