最新 地学事典 「アンブロケトゥス」の解説
アンブロケトゥス
学◆Ambulocetus
4,900万年ほど前に生存していたクジラの祖先。パキケトゥスよりも水への依存度が高いと考えられ,沿岸部の浅瀬または河口の汽水域に生息していたらしい。比較的短く,重量のある四肢をもち,眼が頭部の高い位置にあることから,水中に潜んで眼を水面に出して獲物を待ち伏せていたとされ,さしずめ「毛の生えたワニ」といった風情であったろうと考えられている。
執筆者:一島 啓人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

