アンブロース(その他表記)August Wilhelm Ambros

改訂新版 世界大百科事典 「アンブロース」の意味・わかりやすい解説

アンブロース
August Wilhelm Ambros
生没年:1816-76

オーストリア音楽学者。近代音楽史学の確立に大きな影響力をもった。プラハ大学に学び,プラハ音楽院で講じた後,1869年より母校教授主著未完に終わった5巻からなる《音楽史》(1862-82)で,音楽史を文化史的な視点から記述しようとした点に特徴がある。ほかハンスリックの形式美学に対して書かれた《音楽と詩の限界》(1856)は有名で,音楽の精髄は詩的な内容に求められると説いている。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンブロース」の意味・わかりやすい解説

アンブロース
Ambros, August Wilhelm

[生]1816.11.17. プラハ,マウト
[没]1876.6.28. ウィーン
オーストリアの音楽史家,音楽批評家,作曲家。ハンスリックの『音楽美について』に刺激され,『音楽と詩との境界』 Die Grenzen der Poesie und Musik (1856) を書く。膨大な資料研究もとに,主著『音楽の歴史』 Geschichte der Musik (未完の部分は,のちほかの人により完成) を著わした。

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