アンモニウム長石(読み)アンモニウムちょうせき

最新 地学事典 「アンモニウム長石」の解説

アンモニウムちょうせき
アンモニウム長石

buddingtonite

化学組成NH4AlSi3O8鉱物単斜晶系,空間群C2/m, 格子定数a0.8824nm, b1.3077, c0.7186, β116.07°。単位格子中4分子含む。まれにきわめて微細な正長石に似た結晶,ふつう塊状・土状集合。無色,透明,ガラス光沢,しかし塊状のものは灰~黄灰色で不透明,土状光沢。硬度5.5, 比重2.4。薄片では無色,屈折率α1,530, β1.531, γ1.534, 2V(+)~60°。長石グループ。原記載の結晶水の存在は,粘土鉱物混在と判明。斜長石アンモニアを含む熱水変質を受けて生成。日本では岩手県藤七温泉付近から産出。名称は米国の鉱物学者A.F.Buddington(1890~1980)にちなむ。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松原

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む