20世紀西洋人名事典 の解説
アーネスト・ヘンリー シャクルトン
Ernest Henry Shackleton
1874.(1875.説有り) - 1922
英国の南極探検家。
アイルランドのキルキー生まれ。
大学中退で商船に乗務、その後海軍予備仕官となる。1901〜04年スコット指揮下の南極探検隊に参加、’07〜09年自ら探検隊を組織、ニムロード号で南極に向かい南緯88°23′まで到達、エレバス火山初登頂、南磁極の位置標定等の成果をあげ、帰国後サーの称号を受ける。’14〜16年南極横断を試み失敗、難船の全隊員を超人的努力で救出。’21年南極に向かう途中心臓病で死去。著書に「南極の心臓」(’09年)、「南」(’19年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報