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難船 ナンセン

デジタル大辞泉の解説

なん‐せん【難船】

[名](スル)風波などのため、船が破損・転覆または座礁すること。また、その船。難破船。「暴風雨に遭い難船する」「難船救助」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

なんせん【難船】

( 名 ) スル
荒天その他で船体を傷め、航海を続けることが困難になった船。また、難破すること。 「宛あたかも大海に-し死する外なき水夫等が/鉄仮面 涙香

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の難船の言及

【海難】より

…一方,海難によって生じた財産上の損害を塡補(てんぽ)するために海上保険の制度があるが,その源流はギリシア・ローマ時代にまでさかのぼり,各種の現代的保険の母体をなすとされている。【佐藤 幸夫】
[江戸時代の海難]
 江戸時代の海難を当時の用語に従って挙げれば,破船(難破),難船(難航して船体・積荷に被害があること),膠船(座礁),水船(浸水),沈船(沈没),当逢(あたりあい)(衝突),打揚げ,行方不明等である。このほか広義には,敵艦船の攻撃・拿捕(だほ),沿岸民の占取・略奪,海賊・盗賊の襲撃・強奪,失火・自然発火による火災,不法行為による打荷(うちに)・窃盗等が含まれる。…

【漂流】より

…また漂流物により海流の状況が明らかになることもある。昔から難船漂流の悲劇は洋の東西を問わずきわめて多い。漂流には学術上の目的で行ったものと,海難事故によるものがあり,前者では1947年T.ヘイエルダールが人類学上の自説を立証するため,〈コン・ティキ号〉と名づけたいかだで太平洋横断を決行した例(《コン・ティキ号探検記》),52年アラン・ボンバールが海の魚とプランクトンだけを食べ,海水と雨水で渇きをしのぎ,単身〈異端者号〉と名づけたゴムボートで大西洋横断漂流に成功した例(《実験漂流記》),日本では数次の漂流実験後,75年斎藤実が〈ヘノカッパII世号〉でサイパン島から沖縄に向かって漂流実験した例(〈漂流実験〉)などが著名である。…

※「難船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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