最新 地学事典 「アーバインモデル」の解説
アーバインモデル
Irvine’s model
層状貫入岩体中のクロミタイトの成因を説明するためにN.T. Irvine(1975,1977)が提唱したクロマイト(クロム鉄鉱;クロムスピネル)の濃集モデル。かんらん石,クロマイトがともに晶出するような未分化なマグマにシリカに富むマグマが混合すると,クロマイトのみに過飽和となり,その集積によりクロミタイトができる。シリカに富むマグマとしては,マグマ溜りの壁岩が部分溶融した花崗岩質のもの,または未分化マグマが結晶分化したものとされる。参考文献:T.N. Irvine(1977) Geology, Vol.5
執筆者:荒井 章司
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

