20世紀西洋人名事典 「アービングゴフマン」の解説
アービング ゴフマン
Erving Goffman
1922 - 1983
米国の社会学者。
元・カリフォルニア大学教授,元・ペンシルバニア大学教授,元・米国社会学会会長。
カナダ生まれ。
1962年からカリフォルニア大学バークレー校、’68年からペンシルバニア大学で人類学と社会学を講じる。役割概念を分析用具として日常生活や相互作用、状況などの記述的研究を行う。「社会生活のドラマツルギー」「忘れられた人間の社会学」ともいえる業績にはデュルケーム、クーリー、サルトルなどの影響がみられる。著書の「日常生活の自己呈示」はシェトランド島のフィールドワークから生まれた。この他「集まりの構造」「枠組分析」「発話の形式」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報