イスラーム科学

山川 世界史小辞典 改訂新版 「イスラーム科学」の解説

イスラーム科学(イスラームかがく)

イスラーム世界で行われた科学。その担い手は必ずしもムスリムとは限らない。8世紀から9世紀にかけてギリシア科学などのアラビア語への翻訳が行われ,医学薬学,数学,天文学,錬金術などを中心とするイスラーム科学の基礎が据えられた。フワーリズミー,ラージー,ビールーニーなどの出た10世紀から11世紀にかけてが黄金時代。その成果は12世紀以降西欧によって吸収され,ルネサンス素地となった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む