最新 地学事典 「イソクラサイト」の解説
イソクラサイト
isoclasite
化学組成Ca2(PO4)(OH)・2H2Oの鉱物。単斜晶系。微細な柱状ないし繊維状。無色ないし白色,透明~半透明で,ガラス~真珠光沢。劈開{010}に明瞭完全。硬度1.5,比重2.92。薄片では無色,屈折率α1.565, β1.568,γ1.580,2V(-)50°。ボヘミアから玉髄やドロマイトに伴って産出。しかし,この鉱物の記載は不十分で,その存在は疑われている。名称は,ギリシア語の「等しい」を意味するisosと「割れ口」klasisの組合せ,石膏に似た劈開に由来。
執筆者:坂巻 幸雄・松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

