デジタル大辞泉 「イナメナス」の意味・読み・例文・類語 イナメナス(In Aménas) アルジェリア東部、サハラ砂漠にある町。リビアとの国境近くに位置する。1960年代より油田・ガス田の開発が始まった。2013年1月、天然ガス精製プラントでイスラム武装勢力による人質拘束事件が発生。日本人10人を含む多くの外国人が犠牲となった。インアメナス。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「イナメナス」の意味・わかりやすい解説 イナメナスいなめなすIn Amenas アルジェリア東部の砂漠地帯にある人口8000人ほど(2008)の小都市。リビア国境に近く、周辺の民族が入り乱れて生活している地域である。イナメナスは現地のことばで「山頂」を意味する。1960年代からフランスやオランダの多国籍資本がこの地域で油田開発を進め、都市化が進んだ。資源開発にかかわる外国人技術者が多く居住しており、空港と街の中心部を結ぶ道路網、電気、水道などのインフラは充実している。[編集部][参照項目] | アルジェリア人質事件 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例