デジタル大辞泉 「イニシエーター」の意味・読み・例文・類語 イニシエーター(initiator) 1 デオキシリボ核酸(DNA)複製の、複製開始たんぱく質。2 発癌はつがん起始因子。正常細胞を潜在癌細胞にする物質。DNAに短時間に不可逆的変化を起こさせる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「イニシエーター」の意味・読み・例文・類語 イニシエーター 〘 名詞 〙 ( [英語] initiator )① DNA(デオキシリボ核酸)複製の、複製開始タンパク質。② 発癌起始因子。正常細胞を潜在癌細胞にする物質。DNAに短時間に不可逆的変化を起こさせる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イニシエーター」の意味・わかりやすい解説 イニシエーターinitiator 発癌のプロセスで決定的な役割を果たすと考えられている物質。細胞が癌化する場合,まずイニシエーターが細胞の DNAを変質させ (イニシエーション) ,次いで発癌促進物質 (プロモーター) が作用して発癌に至る。プロモーター物質としてはフォルボニールエステル,サッカリン,フェノバルビタール,胆汁酸などが知られているが,イニシエーターについては未知の部分が多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
栄養・生化学辞典 「イニシエーター」の解説 イニシエーター (1) DNAの複製を開始する因子であるタンパク質.(2) 発がんはDNAの変異から始まりその変化を形質として発現させる(プロモーション)という二段階で起こるという説がある.最初の段階のDNAの変化を起こさせる物質. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報 Sponserd by