百科事典マイペディア 「イネヨトウ」の意味・わかりやすい解説 イネヨトウ 鱗翅(りんし)目ヤガ科の一種。中型のガで開張28mm内外,灰白色。日本から東南アジア,インドに広く分布。幼虫はダイメイチュウ(大螟虫)といい,イネなどの茎に食い入る害虫。成虫は年2〜3回発生し,幼虫で越冬。→関連項目ヤガ(夜蛾) 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「イネヨトウ」の意味・わかりやすい解説 イネヨトウいねよとう / 稲夜盗pink borer[学] Sesamia inferens 昆虫綱鱗翅(りんし)目ヤガ科に属するガ。日本全土および東南アジアに広く分布する。はねの開張25ミリメートル内外。前ばねは藁(わら)色がかった薄い褐色で、後ろばねは白色。幼虫はムギ、アワ、トウモロコシなどの茎の中に潜入して、内部を食べる害虫として古くから知られている。[杉 繁郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by