現代外国人名録2016 「イ・ホング」の解説
イ・ホング
李 洪九
Lee Hong-koo
- 職業・肩書
- 政治家,政治学者 元韓国首相,元新韓国党代表委員
- 国籍
- 韓国
- 生年月日
- 1934年5月9日
- 出生地
- 朝鮮ソウル(韓国)
- 学歴
- エモリー大学哲学科(米国)〔1959年〕卒,エール大学大学院〔1961年〕修了
- 学位
- 政治学博士(エール大学)〔1968年〕
- 勲章褒章
- 旭日大綬章(日本)〔2014年〕
- 経歴
- 1963〜68年エモリー大学助教授、’69年ソウル大学助教授、のち副教授を経て、’80〜88年政治学科教授。この間、共産圏研究協議会会長、’86年韓国政治学会長なども務める。南北統一問題のスペシャリスト。’88年盧泰愚大統領によって統一院長官に抜擢され、’90年大統領政治担当特別補佐官、’91〜93年駐英大使を歴任。’94年4月〜12月副首相兼統一院長官。同年12月〜’95年12月首相。’96年新韓国党代表委員に就任。’97年3月党代表を辞任。’98年4月〜2001年駐米大使を経て、ソウル国際フォーラム理事長。日中韓賢人会議の韓国側団長も務める。この間、1993年サッカーW杯2002年大会招致委員会委員長となり、日韓共催を後押しした。韓国と日本の政治・文化交流に寄与した功労で、2014年日本の旭日大綬章を受章。英語の達者な国際派の政治学者で、著書に「マルクシズム100年」「近代化―その現実と未来」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報