化学辞典 第2版 「イメージ炉」の解説 イメージ炉イメージロimage furnace 凹面鏡を用いて熱源の像をほかの場所に結ばせ,任意の雰囲気で放射加熱ができる炉.熱源の種類により,太陽炉(solar furnace),プラズマイメージ炉などがある.最近はキセノン灯を熱源として用いることが多い.4000 K 程度の高温が得られ,高融点物質の溶解,帯域融解,薄膜の蒸着などに用いられる.光学系に凸レンズを用いることもできるが,例は少ない. 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報