ベッテルン湖(読み)ベッテルンコ

デジタル大辞泉 「ベッテルン湖」の意味・読み・例文・類語

ベッテルン‐こ【ベッテルン湖】

Vättern》スウェーデン南部にある湖。ベーネルン湖に次いで同国で2番目に大きい。最大水深128メートル。イェータ運河イェーテボリと、モータラ川でバルト海に通じる。湖岸の主な都市ヨンショーピングモータラなど。水質がよく、周辺地域の水道水源として利用される。ベッテル湖

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベッテルン湖」の意味・わかりやすい解説

ベッテルン湖
ベッテルンこ
Vättern

スウェーデン南部にある湖。面積は 1912km2で,ベーネルン湖の約3分の1にすぎないが,スウェーデン第2の湖。最大水深 128m。 1832年のイェータ運河の開通に伴い,湖沼岸の地域が発達した。湖畔エンチェピングムータラには工業が発達し,バドステナには聖ブリジット女子修道院 (14世紀) とグスタフ1世の城 (16世紀) がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ベッテルン湖」の意味・わかりやすい解説

ベッテルン湖
べってるんこ
Vättern

スウェーデン南部にある湖。ベーネルン湖に次ぎ同国で二番目に大きく、面積1912平方キロメートル、最大水深119メートルの断層起源の湖。水質がよく、透明度が高い。周辺都市の重要な水道水源となっている。風光明媚(めいび)のため、湖岸に多く別荘が建ち、観光保養地ともなっている。

[田口雄作]

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