イェータ運河(読み)イェータうんが

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イェータ運河」の意味・わかりやすい解説

イェータ運河
イェータうんが
Göta Kanal

スウェーデン南部を横断し,ベーネルン湖バルト海に結び,さらにイェータ川エーテボリからストックホルムへの内陸航路を可能とする運河。ベッテルン,ベーネルンなどの大小の湖沼を連結し,全長 384km,そのうち 88kmが人工運河である。 1607年に西半が,1832年に全部が開通した。深さ 3m,底幅 15mであるため大型船舶は通行できない。水の高低により 58ヵ所に水門が設けられ,特に滝のあるトロルヘッタンでは落差 50mを水門の開閉により水量を調節し,船を通す。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「イェータ運河」の意味・わかりやすい解説

イェータ運河
いぇーたうんが

イョータ運河

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