イョーランド島(読み)イョーランドトウ(その他表記)Öland

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イョーランド島」の意味・わかりやすい解説

イョーランド島
いょーらんどとう
Öland

スウェーデン南部にあり、バルト海に浮かぶ島。長さ140キロメートル、最大幅20キロメートル弱、面積1344平方キロメートル。北北東―南南西方向に長軸をもつ細長い島。人口約2万。ヨーロッパ最長のイョーランド橋(6070メートル)がカルマル海峡に架けられ、本土陸続きとなった。ほとんど全島石灰岩からなり、これが石材として産出されるほか農業が盛んで、テンサイジャガイモがおもな産物である。

[田口雄作]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む