インデックスサイクル(その他表記)index cycle

改訂新版 世界大百科事典 「インデックスサイクル」の意味・わかりやすい解説

インデックスサイクル
index cycle

高緯度低緯度の平均の気圧または等圧面高度の差は,東西風の強さを示す一つの指数であり,東西示数またはゾーナル・インデックスとよぶ。この値は3週間ないし8週間の周期で強くなったり弱くなったりする。これをインデックスサイクルとよぶ。この値が大きくなり,上空の東西の流れが強くなると低気圧などは順調に移動するが,小さくなって南北流が強くなると,低気圧の動きはおそくなり,異常気象などが現れやすくなる。極地方に寒気がたまり,それが周期的に低緯度にあふれるために生ずる現象であり,理論的には偏西風傾圧不安定によって生ずると考えられる。天候の変化の傾向を予想する時の一つの目安としてしばしば用いられる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 高橋

世界大百科事典(旧版)内のインデックスサイクルの言及

【ゾーナル・インデックス】より

…ゾーナル・インデックスは,低示数と高示数の間を周期的に変動する。これをインデックスサイクルという。その周期には数週間から数ヵ月まであり,卓越周期を知ることは長期予報上有用であるが,卓越周期を作り出すメカニズムはまだわかっていない。…

※「インデックスサイクル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

福岡県福岡市博多区の櫛田神社の夏祭り。壮麗な山笠で知られる。今日,山笠には飾り山笠と舁き山笠(かきやまがさ)の 2種類がある。明治時代に電線が架設されて以降,物語場面の人形などを飾りつけた高さ 15m...

博多祇園山笠の用語解説を読む