ウィリアムキャンベル(その他表記)William Wallace Campbell

現代外国人名録2016 「ウィリアムキャンベル」の解説

ウィリアム キャンベル
William C. Campbell

職業・肩書
生物学者 ドリュー大学名誉研究フェロー

生年月日
1930年

出生地
アイルランド

学位
博士号(ウィスコンシン大学)〔1957年〕

受賞
ノーベル医学生理学賞〔2015年〕

経歴
米製薬会社メルクの研究所で上級研究員などを務めた。日本の大村智より提供された50種類の菌を分析し、家畜に寄生する線虫を駆除するために非常に効果的な物質を出していることを発見。この物質を実用化し、オンコセルカ症(河川盲目症)の代表的な予防・治療薬である寄生虫駆除薬イベルメクチンを開発した。2015年大村、マラリア治療薬のアルテミシニンを発見した屠呦呦とともにノーベル医学生理学賞を受賞

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ウィリアムキャンベル」の解説

ウイリアム キャンベル
William Wallace Campbell


1862 - 1938.7.14
米国天文学者,数学者
元・全米科学アカデミー会長,カルフォルニア大学学長。
オハイオ州ハンコック生まれ。
コロラド大学数学教授、ミシガン大学天文学講師を務める。1901年カリフォルニア大学リック天文台長となる。’23年カリフォルニア大学学長、’31年全米科学アカデミー会長を歴任する。1893年ミルズ分光器を設計する。1898年から世界各地へ7回の日食観測の遠征に参加し、乾板移動法を考案する。星の視線速度の研究において、約3000の視線速度のカタログを発表。健康上の不安から自殺

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「ウィリアムキャンベル」の解説

ウィリアム キャンベル

生年月日:1841年4月17日
スコットランド出身の台湾宣教師
1921年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android