20世紀西洋人名事典 「ウィリアムハギンズ」の解説
ウィリアム ハギンズ
William Huggins
1824.2.7 - 1910.5.12
英国の天文学者。
イギリス学術振興協会会長。
ロンドン生まれ。
恒星分光写真術のパイオニアとして知られる。1856年ロンドン近郊に私設天文台を設立。天体観測に従事し、恒星や彗星などの物理的構造の研究を行い、分光器と写真機を同時に使用する事で恒星のスペクトル写真観測をする。1868年からドップラーの原理を使い天体の視線速度の測定にも成功。1865年王立天文協会会員。1897年ナイトに叙せられる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報