現代外国人名録2016 「ウィリアムボイド」の解説
ウィリアム ボイド
William Boyd
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1952年3月7日
- 出生地
- ガーナ・アクラ
- 本名
- Boyd,William Andrew Murray
- 学歴
- グラスゴー大学卒,オックスフォード大学ジーザス・カレッジ卒
- 勲章褒章
- CBE勲章
- 受賞
- ウィットブレッド賞〔1981年〕「グッドマン・イン・アフリカ」,サマセット・モーム賞〔1982年〕「グッドマン・イン・アフリカ」,ジョン・ルウェリン・リース賞〔1982年〕「アイスクリーム戦争」,マクビティーズ賞「ブラザヴィル・ビーチ」,ジェームズ・テイト・ブラック記念賞「ブラザヴィル・ビーチ」,コスタ賞(最優秀長編賞)〔2007年〕「震えるスパイ」
- 経歴
- 幼い頃をガーナとナイジェリアで過ごし、フランスのニース大学、英国のグラスゴー大学、オックスフォード大学で学ぶ。1980〜83年オックスフォード大学セント・ヒルダス・カレッジの英文学講師を務めた。’81年に発表したデビュー作「A Good Man in Africa(グッドマン・イン・アフリカ)」でウィットブレッド賞の最優秀処女長編賞とサマセット・モーム賞を受賞。’82年には「アイスクリーム戦争」で、ジョン・ルウェリン・リース賞を受賞。「アメリカの画家ナット・テイト」(’98年)では架空の抽象画家の伝記と作品を捏造して物議をかもした。2006年9作目の長編にあたる「震えるスパイ」を発表、2007年ウィットブレッド賞を改称したコスタ賞の最優秀長編賞を受賞した。他の長編小説に「新告白録」(1987年)、マクビティーズ賞及びジェームズ・テイト・ブラック記念賞を受賞した「ブラザヴィル・ビーチ」(’90年)など。映画、テレビドラマの脚本も多数手がける。ロンドン在住。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報