ウィルヘルム・G.ベルガー(その他表記)Wilhelm Georg Berger

20世紀西洋人名事典 の解説

ウィルヘルム・G. ベルガー
Wilhelm Georg Berger


1929.12.4 -
ルーマニアの作曲家。
元・作曲家同盟書記長
ブラショフ生まれ。
ブカレスト音楽院でヴィオラ理論を学び、1957年までヴィオラ奏者として活動。’68年作曲家同盟の書記長を務める。管弦楽、室内楽等の作品を書き、代表作にシンフォニア「エピカ」(’63年)、「ドラマティカ」(’64年)、室内管弦楽のための「変奏曲」(’68年)、「弦楽四重奏曲第6番」(’65年)等で内外から賞を受ける。古典的な物を生かし、旋法的で簡明な現代的表現を持つ作品を書く。著書に「ロマン派の交響曲1830〜1890年」(’73年)、「レガーからエネスクまでの弦楽四重奏曲」(’79年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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