20世紀西洋人名事典 「ウィレムデ・シッテル」の解説
ウィレム デ・シッテル
Willem De Sitter
1872.5.6 - 1934.11.19
オランダの天文学者。
元・ライデン天文台長。
スネーク(オランダ)生まれ。
フローニンゲン大学で学ぶ。その後南アフリカのケープ天文台に勤務し、1908年ライデン大学教授を経て、’18年からライデン天文台長となる。木星の衛星の観測やその運動理論、地球の偏平率等の研究で功績を上げた。特に有名なのは、17年考案した一般相対論を宇宙論に応用させた「デ・シッテル宇宙」の解である。’29年に地球の膨張が観測で明らかになった事でそれが証明された。
ウィレム・デ シッテル
デ・シッテル,ウィレムを見よ。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報