ウォルムス政教条約(読み)ウォルムスせいきょうじょうやく(その他表記)Wormser Koncordat

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウォルムス政教条約」の意味・わかりやすい解説

ウォルムス政教条約
ウォルムスせいきょうじょうやく
Wormser Koncordat

叙任権論争終止符を打つため,1122年神聖ローマ皇帝ハインリヒ5世とローマ教皇カリクスツス2世との間に結ばれた取決め。これにより,帝国内の高級聖職者は,教会法に基づき教皇によって叙任されるが,その領土およびこれに付属する政治的諸権利は皇帝から「封」として授与されることとなった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む