日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウコンイソマツ」の意味・わかりやすい解説 ウコンイソマツうこんいそまつ / 鬱金磯松[学] Limonium wrightii (Hance) Kuntze イソマツ科(APG分類:イソマツ科)の低木状多年草。茎は屈曲して硬く黒色、高さ10~30センチメートル。葉は茎端に束生しへら形、長さ1.5~6.5センチメートル、幅2~10ミリメートル、葉柄基部は広がって茎を抱く。花茎は直立し、花柄上の花は長さ約4ミリメートル、一方を向き黄色。奄美(あまみ)、沖縄固有の植物で、海岸の石灰岩上に生育する。変種にイソマツがある。[島袋敬一 2021年2月17日][参照項目] | イソマツ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のウコンイソマツの言及 【イソマツ(磯松)】より …伊豆七島,小笠原諸島,屋久島,琉球,台湾に分布する。花冠の黄色のものをウコンイソマツとして区別し,沖縄,台湾に分布する。沖縄では茎葉を関節炎に服用する。… ※「ウコンイソマツ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by