ウマルブンアビーラビーア(その他表記)`Umar b.Abī Rabī`a

改訂新版 世界大百科事典 の解説

ウマル・ブン・アビー・ラビーア
`Umar b.Abī Rabī`a
生没年:644-711か719

ウマイヤ朝期アラビア半島ヒジャーズ地方の詩人メッカの名門クライシュ族富豪の出。富み栄えるメッカ・メディナの時代を反映し,形成されつつある教養人知識人代弁者となり,詩作においても恋愛機微を盛り込んだ新詩ガゼルの推進者となった。ほとんど砂漠を叙することなく,都市在住の貴婦人巡礼に集まる女性たちをうたい,懸想文で世人をうならせた。
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百科事典マイペディア の解説

ウマル・ブン・アビー・ラビーア

アラブの詩人。クライシュ族の富裕な商人の子としてメッカに生まれる。美貌と富と詩才に恵まれ,熱烈な調子で恋愛をうたうガゼルにすぐれた。

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