ウラジーミルクリチコ(その他表記)Vladimir Klitschko

現代外国人名録2016 「ウラジーミルクリチコ」の解説

ウラジーミル クリチコ
Vladimir Klitschko

職業・肩書
プロボクサー IBF・WBO・WBA世界ヘビー級統一王者 アトランタ五輪ボクシングスーパーヘビー級金メダリスト

国籍
ウクライナ

生年月日
1976年3月25日

出生地
ソ連ゲオルギエフカ

経歴
14歳からボクシングの大会に出場。1995年世界選手権5位。’96年欧州選手権2位。同年アトランタ五輪スーパーヘビー級で金メダルを獲得。アマ戦績は134勝6敗。五輪後すぐに兄ヴィタル・クリチコとともにプロ入りし、同年11月同時デビュー。デビュー戦は1回KO勝ち。2000年10月WBO世界ヘビー級チャンピオンのクリス・バード(米国)に判定勝ちし、タイトルを獲得。2003年3月6度目の防衛に挑戦するが、コーリー・サンダース(南アフリカ)に敗れタイトルを失う。2006年4月IBF・IBO世界ヘビー級王者のバードを7回TKOで倒しタイトルを獲得。2008年2月WBO世界ヘビー級王者スルタン・イブラギモフ(ロシア)との統一戦で大差の判定勝利を収めた。同年10月には兄ヴィタリがWBC世界ヘビー級王者となり、同級史上初の兄弟同時世界王者が誕生した。2011年7月WBA王者デービッド・ヘイ(英国)との統一戦を判定で制し、3冠統一チャンピオンとなる。ヴィタルもWBC王座を保持しており、主要4団体王座を兄弟で独占する初の偉業を成し遂げた。2015年4月ブライアント・ジェニングス(米国)を退け、IBF王座は18度目、WBO王座は14度目、WBA王座は8度目の防衛に成功した。通算64勝(53KO)3敗。198センチ、105キロ。リーチ206センチ。“クリチコ兄弟”として知られる。博士号を持ち、英語、ドイツ語など5ケ国語を話すインテリ派。愛称はスティールハンマー。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

最新 世界スポーツ人名事典 「ウラジーミルクリチコ」の解説

ウラジーミル クリチコ
Vladimir Klitchko
ボクシング

プロボクサー IBF・WBO・WBA世界ヘビー級統一王者
生年月日:1976年3月25日
国籍:ウクライナ
出生地:ゲオルギエフカ
経歴:14歳からボクシングの大会に出場。1995年世界選手権5位。’96年欧州選手権2位。同年アトランタ五輪スーパーヘビー級で金メダルを獲得。アマ戦績は134勝6敗。五輪後すぐに兄ヴィタル・クリチコとともにプロ入りし、同年11月同時デビュー。デビュー戦は1回KO勝ち。2000年10月WBO世界ヘビー級チャンピオンのクリス・バード(米国)に判定勝ちし、タイトルを獲得。2003年3月6度目の防衛に挑戦するが、コーリー・サンダース(南アフリカ)に敗れタイトルを失う。2006年4月IBF・IBO世界ヘビー級王者のバードを7回TKOで倒しタイトルを獲得。2008年2月WBO世界ヘビー級王者スルタン・イブラギモフ(ロシア)との統一戦で大差の判定勝利を収めた。同年10月には兄ヴィタリがWBC世界ヘビー級王者となり、同級史上初の兄弟同時世界王者が誕生した。2011年7月WBA王者デービッド・ヘイ(英国)との統一戦を判定で制し、3冠統一チャンピオンとなる。ヴィタルもWBC王座を保持しており、主要4団体王座を兄弟で独占する初の偉業を成し遂げた。2013年10月アレクサンデル・ポベトキン(ロシア)を退け、IBF王座は15度目、WBO王座は11度目、WBA王座は5度目の防衛に成功した。通算61勝(51KO)3敗。198センチ、105キロ。リーチ206センチ。博士号を持ち、英語、ドイツ語など5ケ国語を話すインテリ派。愛称はスティールハンマー。

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