エストラーダカブレラ(その他表記)Manuel Estrada Cabrera

改訂新版 世界大百科事典 「エストラーダカブレラ」の意味・わかりやすい解説

エストラーダ・カブレラ
Manuel Estrada Cabrera
生没年:1857-1924

グアテマラの政治家,独裁者。法律家として出発し,政界に入ったのちは諸閣僚を経験する。1898年に臨時大統領,次いで大統領に選ばれ,数度の再選によって強力な独裁体制を確立した。アメリカ資本の導入経済発展促進を企てたが,強権政治への抵抗が強まり,1920年に議会は彼を狂人と認定,失脚させられた。財産を没収されて,獄中死去
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エストラーダカブレラ」の意味・わかりやすい解説

エストラーダ・カブレラ
Estrada Cabrera, Manuel

[生]1857.11.21. ケサルテナンゴ
[没]1924.9.24. グアテマラ
グアテマラの法律家,独裁者。大統領 (在任 1898~1920) 。メスティーソ出身最高裁判所判事を経て政界に入り,国会議員大臣歴任。 1898年大統領レイナ・バリオスが暗殺されたのち,臨時大統領に任命され,さらに大統領に選出された。以後,1920年 C.エレーラのクーデターで追放されるまで独裁的支配を続けた。

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