デジタル大辞泉
「ケサルテナンゴ」の意味・読み・例文・類語
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ケサルテナンゴ
Quezaltenango
中央アメリカ,グアテマラ南西部の都市。人口15万2223(2001)。標高2334mの高原にあり,付近には火山が多い。植民地以前にはキチェー・マヤ族の重要な交易中心地であった。1524年にスペイン人によって建設された。1902年の火山噴火で大きな被害があったが,同国有数の都市として,農業のほか,織物,製粉,醸造などの製造業も盛んである。高地全域から集まるマヤ系農民の定期市でも有名。
執筆者:山崎 カヲル
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ケサルテナンゴ
けさるてなんご
Quezaltenango
中央アメリカ、グアテマラ南西部の古都。ケサルテナンゴ州の州都。サンタ・マリア火山(3772メートル)などの山々に囲まれた標高2380メートルの盆地に位置する。人口9万0801(1994)。1524年先住民キチェの都を破壊して建設され、1902年サンタ・マリア火山の噴火によって壊滅的打撃を受けたが、その後再建された。現在はコーヒーの集散地である。人口の大部分が先住民で、彼らの伝統的工芸品の市(いち)やスペイン植民地時代をしのばせる歴史的建築物などによって、観光の中心地となっている。ケサル(ケツァール)とはマヤ文明の象徴的な鳥を意味し、グアテマラの国旗に描かれ、通貨の単位にもなっている。
[栗原尚子]
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「ケサルテナンゴ」の意味・わかりやすい解説
ケサルテナンゴ
グアテマラ南西部にある同国第2の都市。標高2334m。サンタ・マリア火山の麓にあり,古くからキチェー族・マヤ族の交易の中心地であり,19世紀末からのコーヒー産業によって発展した。1902年同火山の噴火で破壊され,近代的な市街が再建された。付近に1524年のキチェー族とスペインの征服者との戦いの故地がある。12万人(2002)。
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