20世紀西洋人名事典 の解説
エデス・イレーネ ソーデルグラン
Edith Irene Södergran
1892 - 1923
フィンランドの詩人。
16歳で結核にかかり、貧しい長い闘病生活の後31歳で没す。ニーチェに傾倒し、予言的で独断的叫びの詩を残し、挑戦的な人生観を新表現法で示す。マヤコフスキーやパウンド、後期リルケらと同時代で、死後モダニズムの天才詩人として評価が高まる。作品に「詩」(’16年)、「バラの祭壇」(’19年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報