20世紀西洋人名事典 「エドウィン・B.ホルト」の解説
エドウィン・B. ホルト
Edwin Bissel Holt
1873 - 1946
米国の心理学者。
行動主義の心理学者であるが、行動は反射から成り立つというワトソン流行動主義から離れ、反射が習慣に統合される過程を詳細に記述、この統合された行動について適当な生理的記述が可能であると主張。またトールマンを刺激して行動主義と認知論を結合させたといわれるが、彼自身は行動主義と精神主義を統合しようと試みる。著書に「Concept of consciousness」(1914年)、「Animal drive and the learning process」(’31年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報