20世紀西洋人名事典 「エドガーウォーレス」の解説
エドガー ウォーレス
Edgar Wallace
1875 - 1932
英国の小説家,劇作家。
ロンドン生まれ。
父は俳優で女優の私生児として育ち、18才でボーア戦争に参加、除隊後新聞社に勤めたが名誉棄損を起こし退社し、小説家に転じた。「小説工場」と言われるほどの多作ぶりで、「正義の4人」(’05年)、「正義の会談」(’08年)、「正義の3人」(’26年)などで流行作家となった。ハリウッドで「キング・コング」(’33年)のシナリオを書いた後に急死した。自伝「わがハリウッド日記」(’32年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報